今更だけど

http://news.ohmynews.co.jp/news/20080602/25850

事象に対する立ち位置をどこに置くかを決めるのに書斎の畳の上にメモをまいて上から眺めながらさまざまな可能性を考え仮説を立て取材を重ねる。そして増えたメモをさらにまき捨てたり組み合わせたりしながら、取材方向を修正したり見直して記事にしてゆく。
公平中立なやり方のつもりなのかも知れないが、その「メモ」を書くのもまた記者なわけで、結局のところ、記事というのは記者の個人的思想や知識に大きく依存する事になる。
小説や漫画などの登場事物が、作者よりも「物知り」になりえないのと同じ。